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財団活動へのご支援

エコポイントを神奈川の自然環境を保全するために  終了しました

 かながわのナショナル・トラスト運動は、かながわの残された貴重なみどりを保全し、後世に引き継いでいきます。
 トラストの緑地には、神奈川県が買入した緑地や、企業や個人の方から寄贈された緑地、当財団が土地所有者と緑地保存契約を結び保全している緑地などがあります。トラスト緑地を健全に保全するために、エコポイントでの環境寄付のご支援をお願いしております。
 終了しました
市街地のみどり(桜ケ丘緑地・横浜市内)

エコポイント寄付による事業の内容


財団の実施する
エコポイントによる事業
『トラスト緑地保全支援事業』
 
かながわのナショナル・トラスト運動によって保全されているトラスト緑地の環境保全活動を実施しています。
 地域のボランティア活動と協働し、良好な環境を持続させていくため、調査活動や環境整備活動を推進していきます。
 エコポイントによる寄付はこのトラスト緑地保全支援事業の一部事業費として使用されています。

 この活動につきましては、みどりのトラスト会員の支援会員としてもご支援いただけます。
 みどりのトラスト会員について

これまでいただいたエコポイント寄付額
3,003,988円(平成26年3月31日現在)
   


トラスト緑地保全支援事業について

  かながわのナショナル・トラスト運動では、都市近郊の緑地を次の世代へ引き継いでいくためトラスト緑地として管理し、自然生態系の保全活動や環境整備活動を行っています。
しかし、トラスト緑地の自然再生や維持管理を財団の事業だけでは手に負えないため、より健全で豊かな自然環境を持続的に維持、再生するために、協力者が特定のトラスト緑地の保全活動へ支援できる「トラスト緑地保全支援事業」を設けました。
現在、市民団体の活動が行われている小網代の森緑地(三浦市)、久田(くでん)緑地(大和市)、桜ヶ丘緑地(横浜市)を支援の対象として、寄付(エコポイント)や会費を募り、その資金は指定する緑地の保全活動や整備活動に全額充てられています。



小網代の森緑地(三浦市)
 アカテガニの棲む自然豊かな森は、源流から河口干潟まで集水域生態系がまるごと残った貴重な緑地です。多くの生きものが生息できるよう湿地回復作業やアカテガニビオトープの整備作業など自然再生活動をNPO法人小網代野外活動調整会議が行っています。

▼平成21年度事業報告
 平成20年度からのNPO法人小網代野外活動調整会議による水生生物の総合調査の結果を生かした管理作業を行うことにより、生物相の回復の兆しが見えてきたことが報告されました。平成21年10月の台風18号の豪雨による影響はあったものの、これからも計画的な管理作業を行うとともに、セキショウ群落の定着作業や小網代の中央を流れる浦の川の流路回復作業など、調査に基づいた整備活動が重要な取り組みとなります。
▼平成22年度事業報告
 前年度に続き浦の川の調査及び整備活動を継続しています。ササ藪の除去を行い、川床に日が当たる環境整備によって、カワニナやイシマキガイの急増などの成果が出ました。また、新たに手の入っていない谷戸の植生回復作業のため、常緑樹の伐採などの整備や海岸沿いにある低地の湿地回復作業を行いました。大規模な整備事業が行えたことにより、これからの調査報告が期待されます。
▼平成23年度事業報告
 前年度よりスタートした谷戸や湿地回復作業を継続し、合わせて津波避難路の整備を行いました。浦の川の水系調査も継続しつつ、川の日照を大幅に高めるため、川辺の樹木整理やササ刈りを行いました。大規模な再生活動を展開し、年間延べ200名を越える方が参加しました。
▼平成24年度事業報告
 水棲生物の調査など自然回復のモニタリングを継続し、大規模な湿地環境再生事業や外来植物除去作業に取り組み、年間延べ300名を超えるボランティアが参加しました。
▼平成25年度事業報告
 平成24年度に引き続き、水棲生物の調査など自然回復のモニタリングを継続して実施し、大規模な湿地環境再生事業や外来植物除去作業に取り組みました。













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久田緑地(大和市)

 境川の崖線に沿ってこんもりとした林が1キロほど続きます。シラカシ林や竹林は、近隣の畑と連なり相模野の原風景を連想させる「郷土の森」となっています。竹林など人の手が入らなければ荒廃する里山の自然再生活動を市民団体の「久田くらぶ」と連携し行っています。

▼平成21年度事業報告
 「久田緑地くらぶ」による竹林管理作業を行っています。人の手が入らなければすぐに荒廃してしまう竹林の管理は混みあった竹を間引いていく定期的な作業です。切った竹はこれまで炭焼きなどを行っていますが、このほか新たな活用方法が課題となっています。また自然観察会や子どもたちの環境学習会を開催しました。
▼平成22年度事業報告
 竹林管理作業を引き続き行い、竹の炭焼きのほか、新たにチップにしてマルチングや堆肥にする作業を行いました。細かく裁断したので、ヌカなどと混ぜて実験的に堆肥として使用する予定です。このほか、自然観察会や子どもたちの環境学習会を開催しています。参加する子にとって、久田緑地を通じた自然の面白さや大切さを学べる機会となっています。
▼平成23年度事業報告
竹林管理作業を継続的に行い、良好な竹林を維持させています。最近では竹林整備作業のほか、緑地内の清掃作業も始めました。子どもたちの参加も多く、ゴミ拾いから落ち葉かきなどを行っています。昨年度の実験的にチップ化した竹堆肥も有効に活用できました。
▼平成24年度事業報告
 竹チップや落ち葉かきによる堆肥づくりなど自然循環を行う里山の維持管理活動に取り組みました。
▼平成25年度事業報告
 竹林の定期的な伐採や落ち葉かきなど、平成24年度に引き続き里山の維持管理活動に取り組みました。


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桜ケ丘緑地(横浜市)

 市街地にひっそりと残る1ha程の小さな森ですが、原っぱを囲む森から水辺や田んぼなど様々な環境があり、多くの動植物が生息しています。市民団体の「桜ケ丘・水辺のある森再生プロジェクト」によるビオトープ整備により、地元の小学校から多くの子どもたちが訪れ、観察会や作業を行っています。

▼平成21年度事業報告
 「桜ケ丘・水辺のある森再生プロジェクト」によるビオトープの整備作業により水辺にはトンボやカエルなど生き物が棲む緑地となりました。地元の小学校からは、多くの子供たちが訪れ、動植物の観察やボランティア活動を行っています。
▼平成22年度事業報告
 水辺の再生作業を進めながら、現状の植生調査と団体の意識向上のためのワークショップを開催しました。樹木植生調査では水源地らしく湿り気を好むミズキが多く、コナラ、ムクノキ、ケヤキとなり、「水原林」としての管理が必要であることが分かりました。これからの自然再生活動の大きな指針となりました。
▼平成23年度事業報告
 水辺の再生作業を継続し、地元の子どもたちが積極的に自然再生活動に参加できるよう、田んぼやビオトープの整備を行っています。地域と密着した活動を行うことができています。蛍の観察会や親子むしとりイベントでも多くの参加者が訪れています。
▼平成24年度事業報告
 水辺の環境の維持管理作業を地元小学校と取り組むなど、地域連携による環境保全活動を行いました。
▼平成25年度事業報告
 平成24年度に引き続き、水辺の環境の維持管理作業を地元小学校と取り組むなど、地域連携による環境保全活動に取り組みました。








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